欧州株:ストックス600、上昇-英国株高い、ポンド安で輸出株に買い

3日の欧州株式相場は上昇。メイ英首相が欧州連合(EU)離脱プロセスを来年1-3月(第1四半期)中に開始する方針を明らかにし、西欧市場の主要株価指数の中で英国株の上昇率が首位となった。

  メイ首相の発言でポンド安が進み、英国の輸出株が買いを集めた。英FTSE100指数は前週末比1.2%上昇と、昨年5月以来の高水準に達した。米ジャナス・キャピタル・グループと合併する計画を発表した英資産運用会社ヘンダーソン・グループは17%高の急伸。同社がけん引し、各種金融は業種別指数の中でも大きく買われた。

  指標のストックス欧州600指数は0.1%高の343.23で引けた。一時は0.3%上昇した。この日はドイツ市場が祝日のため休場で、出来高は30日平均を約20%下回った。前週末まで3営業日続伸していた銀行株はこの日はほぼ変わらず。

  IGグループ・ホールディングスの市場アナリスト、クリス・ビューチャンプ氏は「欧州市場の雰囲気はやや慎重だった」とし、「市場は銀行に関する新たなニュースから手掛かりをつかもうとしているが、週末には特に具体的な材料がなかった。これはまだパニックが起こる可能性があり、ドイツ株が明日は下げやすい頃合いであることを意味している」と発言。「FTSE100指数はポンド安で独自の世界にいる。第4四半期に向け、ポンド安が有益な勢いをもたらすかもしれない」と付け加えた。

原題:British Shares Are Bright Spot as European Stocks Pare Advances(抜粋)

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