中国、バランスに腐心-石炭生産能力削減は達成に自信、一方で増産も

  • 過剰生産能力の削減で年間目標上回る公算が大きい-発改委の徐主任
  • 石炭価格抑制に向け、発改委は一部の大規模採掘業者の増産も認める

中国は石炭の過剰生産能力を削減する年間目標達成を目指す一方、価格上昇を抑えるため一部の採炭業者に対する生産制限の緩和も探っている。

  中国国家発展改革委員会(発改委)の徐紹史主任は9月30日、北京でインタビューに応じ、中国は石炭採掘と鉄鋼生産の過剰能力削減で非常にうまくやっており、年間目標を上回る公算が大きいとの見方を示した。他方、発改委はこの数週間、石炭価格を落ち着かせるため一部の大規模採掘業者の増産を認めた。同国の石炭生産が10%減少する中、石炭価格は年初来で50%強上げている。

  ブルームバーグ・インテリジェンスの香港在勤アナリスト、ミシェル・リョン氏は3日のリポートで、今回の価格押し下げに向けた政策について「冬季需要が膨らむ可能性があり、現在の在庫も低水準にとどまっているため、価格下落につながる公算は小さい」と分析した。

原題:China Balancing Coal Capacity-Cut Goal Against Soaring Prices(抜粋)

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