クリントン氏、演説でウェルズF批判へ-賠償妨げる条項の規制も提案

  • 賠償請求を難しくしている条項を制限する規制案を打ち出す見通し
  • 反トラスト法を再度活性化させる新たな提案も示す

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は3日の遊説で、口座開設をめぐる不祥事が発覚した米銀ウェルズ・ファーゴを批判し、損害賠償請求を妨げる条項の規制案を公表する計画だ。

  クリントン氏はオハイオ州トリードでの演説で、社員や消費者が企業を提訴することを難しくしている契約上の「強制的仲裁条項」について、適用を制限する規制案を打ち出す見通しだ。米銀ウェルズ・ファーゴが200万を超える口座を顧客に無断で開設した問題に関連し、顧客が損害賠償請求の訴えを起こそうとした際も同行がこの条項を発動したとされる。

  同氏の陣営によれば、クリントン氏は競争促進と過度な市場集中への対応、反トラスト法(独占禁止法)の再活性化を目指す新たな提案も示す予定。演説に先立ち、いずれの提案についてもそれ以上の詳細は明らかにしていない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE