マイナス金利の債券、世界で12兆ドルに接近-日本にはその半分が存在

  • 日本の次に多いのはドイツとフランス、オランダ
  • 9月末の額面は計11兆6000億ドル-6月末は11兆9000億ドル

満期まで保有すれば損失が確実な債券が世界中で急増し、その勢いはいったん鈍った後、9月に再び盛り返した。

  ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合指数を構成する格付けが投資適格で金利がマイナスの社債およびソブリン債の額面は9月末時点で計11兆6000億ドル(約1177兆円)と、1カ月前と比べ6.1%増えた。格付けの比較的高い債券を求める安全資産需要が背景。額面総額は6月の11兆9000億ドルをピークに、7、8月は2カ月連続で減少していた。

  日本の債券は世界のマイナス金利債券の約半分を占め、その額面は計6兆ドル近い。全体の47%は西欧の国々が占めるが、中でもドイツやフランス、オランダ、スペイン、イタリアが大きい。

  世界のマイナス金利債券の7分の1弱は社債。その大半は金融機関の発行で、80%近くを占める。額面は計1兆3000億ドル相当。  

  マイナス金利のソブリン債および社債には、ゼロを下回る金利で発行された債券と値上がりによって利回りがマイナス圏に下がった債券の両方を含む。ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合指数には24の先進および新興国・地域の投資適格債券を含み、時価総額は48兆ドル。期間が1年未満の債券は含まない。

原題:Negative-Yielding Bonds Jump to Almost $12 Trillion After Ebbing(抜粋)

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