テスラ:7-9月出荷台数、予想上回る-マスク氏のハッパ奏功か

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  • マスク氏は増資計画前に販売を増やすよう従業員に呼び掛けていた
  • テスラは下期の5万台納車見通しを維持

電気自動車(EV)メーカー、米テスラ・モーターズの7-9月(第3四半期)の出荷台数は2万4500台となり、市場予想を上回った。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は増資計画に先立ち7-9月期に販売を伸ばすよう従業員に求めていた。

  テスラの2日の発表資料によると、出荷台数の内訳はセダン「モデルS」が約1万5800台、スポーツ型多目的車(SUV)「モデルX」が8700台だった。

  テスラにとって7-9月期は、新型セダン「モデル3」の生産てこ入れに向けた資金調達前に、黒字転換が可能だと示す最後の機会だった。マスクCEOは8月29日の従業員向け電子メールで、「可能な限り多くの車の製造・納車」に努めるよう呼び掛けていた。同社は来年後半まで量産体制に入らないとみられている安価の小型車「モデル3」の投入を待ちつつ、モデルSとモデルXの販売好調維持に向け積極策を講じている。

  コーウェンのアナリスト、ジェフリー・オズボーン氏はテスラの7-9月期納車数は前向きの数字であり、大半の予想を上回ったと指摘。「われわれは7-9月期が2万500台で、10-12月(第4四半期)に加速して下期合計で5万台に達すると予想していた。強気の投資家でも2万2000-2万3000台と見込んでいた」と説明した。同氏のテスラ株の投資判断は「アンダーパフォーム」。

  テスラは2日、今年下期の納車台数が5万台になるとの見通しをあらためて示した。

原題:Tesla Shipments Top Analysts’ Estimates as Musk Urges Sales Push(抜粋)

(3段落目以降にアナリストのコメントなどを追加して更新します.)
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