難民受け入れめぐるハンガリー国民投票は不成立-投票50%下回る

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  • 有効投票率は40%と、投票成立に必要な50%に届かず
  • 難民分担受け入れへの反対票は98.3%に達する

欧州連合(EU)の難民政策をめぐるハンガリーの国民投票は投票率50%に届かず、EU内での影響力拡大を狙ったオルバン首相の取り組みは失敗に終わった。

  選挙管理委員会の2日の発表によると、開票率99.9%の段階でオルバン首相が望んでいる難民分担受け入れ「反対」票が98.3%に達した。有効投票率は40%。国民投票が成立するためには少なくとも50%の投票率が必要だった。国民投票は「EUがハンガリー議会の承認なしに非ハンガリー国民の義務的な受け入れを指示できることを望むか」という質問に対する是非を問う内容だった。

  ブダペストの公平政治分析センターのアンドラ-シュ・ソカッチ氏は電話取材に対し「難民問題はオルバン氏の魔法の武器だったが、国民投票はもろ刃の剣となった」と分析。「オルバン氏は自身の意見に多くの国民が同意していると主張できるものの、投票が不成立になったことで他の欧州諸国を説得するのは一段と困難になるだろう」と述べた。

原題:Hungarians Hand Orban Setback in Vote on Europe’s Refugee Policy(抜粋)

(2段落目以降に詳細とコメントを追加して更新します.)
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