中国の製造業PMI、2年ぶりの高水準続く-景気安定化を示唆

更新日時
  • 統計局の9月製造業PMIは50.4、前月と同じ値
  • 新規輸出受注が50.1と4月以来の拡大

中国製造業活動を測る当局の指数は9月、約2年ぶりの高水準となった前月と同じ値だった。非製造業の指数は上昇した。中国の景気安定化の流れが続いていることが示され、追加的な緩和措置が講じられるとの見通しは後退した。

  中国国家統計局が1日発表した9月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.4と、8月と同水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は50.5だった。新規輸出受注が50.1と、4月以降で初めて拡大した。同時に発表された9月の非製造業PMIは53.7で、8月の53.5から上昇した。PMIは50を上回ると活動拡大を示す。

  9月30日に財新伝媒とマークイット・エコノミクスが発表した9月の中国製造業PMIは50.1で、市場予想と一致した。

  当局の財政措置と不動産価格の大幅上昇が経済成長の下支えに寄与する中、今回のPMIは回復を裏付ける新たな材料となった。安定の兆候が示されたことで、当局は政策金利を引き続き現行水準に維持する可能性がある。

  ナティクシスの大中華圏担当シニアエコノミスト、アイリス・パン氏(香港在勤)は「金融緩和や財政支出を通じた当局のあらゆる支援策のおかげで、景気が安定化しつつある」とし、こうした措置が投資を促し、より楽観的な成長見通しを支えていると指摘。一方で、必ずしも「全てが本当に好転しつつあること」を意味しているわけではないと述べた。

原題:China Factory Gauge Stable at Post-2014 High as Services Pick Up(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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