8月米個人消費支出:ほぼ変わらず、実質マイナス-所得は伸び鈍化

8月の米個人消費支出(PCE)は前月比ほぼ変わらずとなり、個人所得は伸びが鈍化した。

  米商務省の30日発表によると、前月のPCEは前月比0.4%増に上方修正された(速報値0.3%増)。8月は、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.1%増だった。

  8月の個人所得は前月比0.2%増。前月は0.4%増だった。 

  ジェフリーズのシニア・マネーマーケット・エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏は「力強かった前月の後、今月は弱さが見られたが、特に懸念される状況ではない」と指摘。「消費は、4-6月(第2四半期)ほどではないが7-9月(第3四半期)も成長を引っ張る要素だ。賃金の伸びがゆっくりと加速していることと、最近の信頼感のデータを踏まえると、個人消費の先行きは明るいと考えている」と続けた。

  可処分所得はインフレ調整後ベースで0.1%増と、前月(0.3%増)から伸びが鈍化した。

  インフレ調整後のPCEは0.1%減。前月は0.3%増だった。

  貯蓄率は5.7%に上昇した。前月は5.6%。

  金融当局がインフレ目標の基準とするPCE価格指数は前月比0.1%上昇。前年比では1%上昇となった。

  変動の大きい食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前月比0.2%上昇、前年比では1.7%上昇だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Consumer Spending Little Changed as Income Gains Cool (1)(抜粋)

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