英国:4-6月の経常赤字が拡大-GDP成長率は上方修正

英国の経常赤字は4-6月(第2四半期)に拡大した。貿易赤字が2年半ぶり高水準に達したほか、投資所得の記録的な流出が続いた。

  英政府統計局(ONS)が30日発表した4-6月の経常収支は287億ポンド(約3兆7570億円)の赤字。これは国内総生産(GDP)比で5.9%に相当する。昨年10-12月(第4四半期)は過去最悪の7%、今年1-3月(第1四半期)は5.7%だった。

  英国が欧州連合(EU)離脱を選択した結果、一部アナリストらは海外投資家が英資産への投資を控える可能性を警告しており、経常収支が注目されている。懸念の高まりが6月23日の国民投票以来のポンド急落を後押しした。

  同日発表された4-6月GDP確定値(季節調整済み)は前期比0.7%増と、改定値の0.6%増から上方修正された。家計消費が伸びたほか、設備投資が増え、2013年以降最大となった純貿易による押し下げを打ち消した。  

  GDPは前年同期比2.1%増加。前期比年率では2.7%となった。

原題:U.K. 2Q Current-Account Deficit Widens; GDP Growth Revised Up(抜粋)

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