欧州エアバス、設立から16年で組織を一元化-業務簡素化を図る

欧州のエアバス・グループは30日、全事業を一元化して単一企業とする方針を明らかにした。コスト削減と意思決定のスピードアップを狙るトム・エンダース最高経営責任者(CEO)は、航空機から衛星打ち上げまで多岐にわたる事業の簡素化に向け、大きな一歩を踏み出した。

  中核事業である航空機製造部門の責任者ファブリス・ブレジエ氏はグループ最高執行責任者(COO)となり、エンダーズCEOに次ぐ地位に就く。航空機製造部門はエアバス・コマーシャル・エアクラフトと改称、ブレジエ氏は同部門社長の肩書きで責任者にとどまる。

  ブレジエ氏はまたグループCOOとして、ヘリコプターやミサイル、衛星、防衛電子機器も含めた全ての業務を統括する。

  フランスとドイツ、スペインの航空企業を統合して2000年に設立されたエアバスは、こうした経緯からこれまで複雑な組織形態を有していた。今回の組織改編に伴いドイツ国籍のエンダースCEO(57)の後を継ぐ次期CEOには、フランス国籍のブレジエ氏が最有力候補に浮上した。

原題:Airbus Becomes One Company, 16 Years After It Was First Formed(抜粋)

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