クリントン氏は詳細開示を、ドイツ銀での謝礼付き講演で-米共和党委

米共和党全国委員会は29日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏に対し、過去にドイツ銀行向けに行った謝礼付きの私的な講演をめぐる詳細を公表するようあらためて要求した。

  開示資料によると、ドイツ銀関係者はクリントン夫妻が2012-14年に行った計4回のスピーチに対して95万5000ドル(約9700万円)を支払った。ヒラリー氏は13年4月24日の講演で22万5000ドル、14年10月7日の講演では26万ドルを受け取った。夫のビル氏は12年10月10日のスピーチで20万ドル、14年8月27日に27万ドルを得ている。

ヒラリー・クリントン氏

Photographer: Ty Wright/Bloomberg

  米司法省は今月、住宅ローン担保証券(RMBS)をめぐる調査を決着させるためドイツ銀に140億ドルの支払いを要求。ドイツ銀の米国預託証券(ADR)は29日、上場来安値を付けた。

  共和党全国委の広報担当者ラジ・シャー氏は「連邦当局の調査下にある海外の銀行によるクリントン夫妻への多額の支払いは不適切であり、利益相反およびウォール街に責任を負わせるというヒラリー・クリントン氏のコミットメントの信頼性に深刻な疑念を抱かせる」と主張した。

  共和党全国委は同党の大統領候補ドナルド・トランプ氏と同党議員の当選を目指してトランプ陣営と連携しているが、今回のクリントン氏への攻撃が陣営との協調行動かどうかは明らかでない。

原題:Republicans Slam Clinton for Deutsche Speeches as Firm Slumps(抜粋)

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