ウェルズ・ファーゴCEOに再び非難集中-辞任求める声が下院で再燃

  • スタンプCEOは先週の上院公聴会に続き下院金融委で証言
  • 同CEOは一部の従業員の行動が窃盗に相当すると認めた

米銀ウェルズ・ファーゴのジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)は29日、下院金融委員会の公聴会で証言し、顧客に無断で口座を開設した問題をめぐり議員から厳しい追及を受けた。

  デニー・ヘック下院議員(民主、ワシントン州)はスタンプCEO(63)に対し、「個人的にはあなたが留任できるとは思えない」と述べた。同CEOの証言は4時間に及んだ。

  ウェルズ・ファーゴをめぐりCEOの逮捕を求める声や取締役全員の交代を提案する声などが相次ぐ中で、スタンプCEOは約200万口座が顧客の許可なく開設された可能性があることが判明した後、幹部に責任を取らせつつあるとの説明に努めた。

  スタンプCEOは先週、上院の公聴会でも証言していたが、同じように厳しい批判にさらされた。エリザベス・ウォーレン上院議員(民主、マサチューセッツ州)は同CEOの辞任を要求し、同氏を「意気地のない」リーダーと呼んだ。

  グレッグ・ミークス下院議員(民主、ニューヨーク州)はスタンプCEOを犯罪者だと非難し、責任を取っていないことを厳しく批判。同議員は取締役全員が解任されるべきだと主張した。

  スタンプCEOは問題となっている行動が「不正」であることに同意し、同行の倫理規定に違反していると説明した。一部のケースでは、従業員の行動は窃盗に相当すると述べた。

原題:Stumpf Berated Again as Lawmakers Renew Calls That He Quit (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE