韓国サムスン電子、中国の顧客に謝罪-「ノート7」発火問題めぐり

韓国のサムスン電子は29日、新型スマートフォン「ノート7」が発火したとの新たな苦情で安全性をめぐる疑念が強まったことを受け、中国の顧客に謝罪した。同国を世界的なリコールから除外した同社の決定に対する憤りが広がっている。

  同社はバッテリーの発火をめぐる一連の報告が明らかになったことを受け、同機種250万台のリコールを9月2日に発表した。ただ、中国のモデルは別のサプライヤーから調達したバッテリーを使用しているため安全だと繰り返し説明しており、29日も同社の姿勢に変わりはない。

  ここ2週間に中国で購入されたモデルが発火したとの複数の報告がなされ、サムスンは国営メディアやソーシャルメディアの批判の的となっている。フイ・レンチェさんが電子商取引サイト、JDドット・コム(京東)で今週購入したノート7が発火し、指を負傷し、近くにあった「マックブック」も損傷したとの最近の報告で、サムスンへの逆風がさらに強まった。同社はレンチェさんの端末を調査する機会がなかったと説明している。

  サムスンはブルームバーグ・ニュースに電子メールで送付した中国語の発表資料で、「中国で当社顧客に混乱と不安を引き起こしたことに心から謝罪する」と表明。自社製品の安全性に関する誤解への対応が不十分だったことを遺憾に思うと付け加えた。その上で、「当社の機器の安全性と信頼性を保証する」とした。

原題:Samsung Apologizes for Sowing Confusion About Note 7 in China(抜粋)

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