バフェット氏、ウェルズ・ファーゴCEOに認識の甘さ指摘-CNBC

  • 両氏の会話のタイミングは約2週間前-CNBCのクイック氏
  • 無断口座開設は当局と合意した支払い以上に大きな問題と指摘

米銀ウェルズ・ファーゴが顧客に無断で口座を開設していた不祥事で、筆頭株主である投資・保険会社バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長が同行のジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)に問題の深刻さを認識するのが遅過ぎると伝えていたと、米経済専門局CNBCが報じた。不祥事の調査を決着させるため当局への支払いに同行が合意した後にこうした見解を伝えたという。

  CNBCのベッキー・クイック氏が29日明らかにしたところでは、約2週間前にバフェット氏はスタンプ氏と5分程度会談。この中でバフェット氏は、「その時点でスタンプ氏が考えている以上に問題は大きいと考えている」と述べたという。クイック氏はバフェット氏と直接話してこの情報を得たと説明している。ウェルズ・ファーゴが抱えるリスクについてバフェット氏は、同行が同意した約1億8500万ドル(約187億円)の支払額を上回るほど大きいとの認識を示したという。

苦言呈したバフェット氏

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg *** Local Caption *** Warren Buffett

  スタンプCEOは29日の下院金融委員会での公聴会で、無断口座開設の影響を受けた顧客への対応にウェルズ・ファーゴは取り組んでいるとし、顧客の信頼を裏切ったことを「深くおわびする」と述べた。また、この問題でバフェット氏や他の大株主である投資家と話し合ったことも明らかにした。

  バフェット氏は先週、ウェルズ・ファーゴについて公に発言するのは11月まで控えると、フォックス・ビジネス・ネットワークに対して語っていた。最新の発言について同氏に詳細を求めたが、応答はなかった。

原題:Buffett Told Stumpf That Bank Misjudged Problem, CNBC Says (2)(抜粋)

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