米MSCI、中国A株の動向引き続き注視-前向きな兆しも確認

  • 深圳・香港証取接続の開始発表はプラス材料
  • 本土株の売買停止銘柄数が「わずかながら」減少-MSCI

米MSCIは29日、同社の世界株価指数への組み入れの可能性をめぐり中国人民元建てA株を引き続き注視しており、前向きな進展が幾つか見られると発表した。

  同社は発表文で、外国のトレーダーに対する中国株へのより幅広いアクセスを付与する深圳・香港証券取引所接続が始まれば、海外投資家が資金を本国に還流しにくい問題への対処が進み得るとの見方を示した。上海、深圳両証取が株式の売買停止に関する新規則を公表した5月下旬以降、本土株の売買停止銘柄数が「わずかながら」減少したとも指摘した。

  MSCIは6月に世界的な株価指数へのA株採用を見送り、その理由の1つとしてアクセスの問題を挙げていた。次回の指数見直しの結果は2017年6月に発表される見通し。

  発表文は「著しく前向きな進展があった場合は臨時で発表する可能性を排除しない」としているものの、「新たな政策の効果を適切に見極めるにはより多くの時間がなお必要だ」とも説明している。

原題:MSCI Still Monitoring China A Shares After ‘Positive’ Signs(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE