米中古住宅販売成約指数:8月は2.4%低下-7カ月ぶり低水準

全米不動産協会(NAR)の29日発表によると、8月の米中古住宅販売成約指数は前月比で低下し、7カ月ぶりの低水準となった。

  8月の中古住宅販売成約指数(季節調整後)は前月比2.4%低下の108.5と、1月以来の低水準。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は前月比変わらずだった。前月は1.2%上昇(速報値1.3%上昇)に修正された。

  前年比では季節調整前ベースで4%上昇した。

「売り家」の看板(カリフォルニア州)

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は発表文で、在庫が多く購入希望者の選択の余地が大きい北東部を除き、「購買見込み客の数は増えたが、物件不足による価格上昇で迷いが生じているか、あるいは値ごろ感のある住宅が極めて少ない中での競争に意欲を失っているようだ」と分析。「向こう数カ月は季節要因から市場に新たに出てくる物件が減ると見込まれ、それにより価格上昇が加速し、手頃な住宅を見つけるのが一層難しくなる可能性がある」と続けた。

  地域別では4地域のうち3地域で指数が低下。西部で5.3%、南部で3.2%それぞれ下げた。一方で北東部は1.3%上昇。

原題:Pending Sales of U.S. Existing Homes Fall to Seven-Month Low(抜粋)

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