ユーロ圏:9月の景況感、1月以来の高水準に-予想外の改善

  • 景況感指数は104.9、8月の103.5から上昇
  • ドラギECB総裁は緩やかな景気回復を見込む

ユーロ圏では9月に景況感が予想に反して改善した。景気回復の勢いが持続している可能性を示した。

  欧州連合(EU)の欧州委員会が29日発表した9月のユーロ圏景況感指数は104.9と、1月以来の高水準に達した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では中央値で8月と同水準の103.5が見込まれていた。EU全体の景況感指数は105.6と、これも前月の103.8から改善した。

  欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は28日にベルリンで、ユーロ圏経済は「緩やかな」景気回復の兆候を見せていると指摘。30日公表される9月のユーロ圏インフレ率速報値は0.4%が見込まれている。これはECBが目安とする2%弱を下回る水準ながら、2014年以来の強い数値となる。

  欧州委によれば、鉱工業の景況感指数はマイナス1.7と、8月のマイナス4.3(改定値)から改善。消費者信頼感指数はマイナス8.2で速報値と一致。8月はマイナス8.5だった。サービス業の景況感指数は10と、前月の9.9(改定値)から小幅上昇。建設業の指数はマイナス15で、前月のマイナス15.8を上回った。

原題:Euro-Area Economic Confidence Rises to Highest Since January(抜粋)

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