ドイツ:9月の失業者数、予想に反して増加-景気減速の兆候か

  • 前月比1000人増、ここ1年で初めて増える
  • 失業率は過去最低の6.1%にとどまる

ドイツの失業者数は9月に予想に反して増加した。景気減速および英国の欧州連合(EU)離脱選択がもたらす影響への懸念が広がったことを示した。

  独連邦雇用庁が29日発表した9月の雇用統計によると、失業者数は季節調整済みで前月比1000人増の268万人と、ここ一年で初めて増えた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の中央値では5000人減が見込まれていた。失業率は過去最低の6.1%で横ばい。

  失業者増加はドイツ経済が勢いを失いつつある可能性を示唆するものだ。ドイツ連邦銀行(中央銀行)は今月、経済見通しに対する語調をやや弱め、7-9月(第3四半期)に景気が減速するとの予想を示した。23日公表された9月のドイツ総合購買担当者指数(PMI)は1年4か月ぶりの低水準に沈み、サービス業の活動ペースがほぼ停滞。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ドイツは財政面での刺激策を講じるべきだと呼び掛けている。

原題:German Unemployment Unexpectedly Rises in Sign Economy Slowing(抜粋)


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