南米が米国産シェールガスの主な輸出先に-需要拡大で

  • 世界的な供給過剰でLNG価格に下押し圧力かかる
  • パナマ運河拡張でLNGタンカーの運航期間とコストが減少

米国産液化天然ガス(LNG)は、価格が米国より最大4倍割高だったアジアと欧州に主に輸出されると想定されていた。しかし、これまでのところ輸出先として南米が選択されている。

  世界的な供給過剰でLNG価格に下押し圧力がかかっているため、米シェニエール・エナジーのサビーンパス輸出ターミナル(ルイジアナ州)から出航するLNGタンカーの半数余りが南米に向かっている。アジアと欧州でのプレミアムは消え去り、これらの地域には米国以外から十分に供給されている。

  シェールガス供給が増加し米国内市場で吸収可能な量を上回り、米国は世界のLNG市場で主要な役割を演じるようになる見通しだ。中南米では信頼できるエネルギー源が不足しているため、発電所や暖房燃料用の米国産ガスの需要が高い。拡張工事の完了したパナマ運河を大型タンカーが利用できるようになり運航期間とコストが減少していることから、この地域での取引は以前より容易になっている。

原題:South America Becomes Home for U.S. Shale Gas Amid Rising Demand(抜粋)

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