中国からの資金流出招く株・元安-双子のマイナス要因、MRFに影響

中国本土と香港のファンド相互承認制度(MRF)の下で本土からの資本流出が加速している。人民元が一段と値下がりするとの観測が背景だ。

  MRFで本土投資家による香港登録ファンドの累計買越額が8月末時点で78億元(約1200億円)と、前月の2倍余りとなった。中国国家外為管理局(SAFE)が28日発表したデータで分かった。香港での本土ファンド販売額のほぼ96倍だ。

  JPモルガン・ファンズ(アジア)の中国責任者ディザレイ・Q・ワン氏(上海在勤)は、香港に向かう資金は「人民元下落と本土株低迷という双子のマイナス要因に直面している」と述べた。

  上海と香港の証券取引所接続を通じた本土投資家による香港株購入も、本土以外の投資家による本土株買い入れを上回るペースとなっている。中国人民銀行(中央銀行)が昨年8月に予想外の元切り下げを実施して以後、元相場は7%下げ1ドル=6.67元となった。

原題:China Fund Exodus Accelerates as Further Yuan Weakness Expected(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE