モルガンSのCEO:3大リスクは米大統領選、中国、米利上げ時期

  • 中国経済は「非常に大きな存在」とゴーマン氏がインタビューで語る
  • モルガンSとドイツ銀の関係に変化はないとゴーマン氏

米投資銀行モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は世界の市場を脅かす3大リスクとして、米大統領選と中国経済、米連邦準備制度による利上げ時期の判断を挙げた。

  ゴーマンCEO(58)は28日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「大統領選の投票はもうすぐ行われ、米金融当局は利上げに動くかどうか分からず、中国経済は非常に大きな存在だ」と語った。

  同CEOは12月の米利上げを自分は予想していると発言。中国については、輸出への依存度を減らした経済に同国指導者がどのように対応するかに注目していると語った。また自身は控えめな姿勢で臨んでおり、市場の変動性の高まりに備えていると説明した。

  ゴーマンCEOは英国の欧州連合(EU)離脱を3大リスクに入れなかったが、10大リスクには入ると指摘。どの職務をロンドンから移す必要があるか検討中であり、移す先の候補としてフランクフルトとパリを挙げた。

  増資が必要になるとの懸念が浮上しているドイツ銀行について、ゴーマンCEOはモルガン・スタンレーとの関係に変化はないと述べた。ドイツ銀が住宅ローン担保証券(RMBS)販売をめぐる調査の決着に向けて米司法省と話し合いを進める中、同行が資本増強を余儀なくされるとの観測が今月に入ってから強まっている。

原題:Morgan Stanley’s Gorman Says Top Risks Are Fed, Elections, China(抜粋)

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