ウォール街は価値破壊、ゴールドマンとモルガンS除けば-モーリス氏

  • ゴールドマンとモルガン・スタンレーは価値創造で際立つとの認識
  • 大手投資銀の失敗を肝に銘じながらモーリスを経営していると発言

スイスの銀行UBSグループの元幹部で、2年前に自身が率いるブティック型投資銀行モーリスを新規上場させたケン・モーリス氏は、大手投資銀の失敗を肝に銘じながら経営に携わっていると語った。

  モーリス氏は28日、ブルームバーグ・マーケッツの会議で「35年以上に及ぶ私の職業人生において、ゴールドマンとモルガンを除いて価値の創造を見いだすのは難しい」と発言。人材開発と投資銀としての一貫性に優れるとして、ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーを称賛した。

  同氏は「事業を進める上でのシンプルなアプローチから離れてみると、この業界では多くの価値が破壊されてきていることが分かるだろう」と述べた。どの銀行が価値を破壊してきたと考えているのか具体的には言及しなかった。

  モーリス氏は住宅ローン市場が崩壊する前、ウォール街には行き過ぎの兆候があったと指摘。「何かが間違っていた。資本配分に誤りがあった。サブプライム(信用力の低い個人向け)の磁力が多くの資本を引き付けていたのだろう」と語った。

原題:Wall Street Destroys Lots of Value With Lapses, Moelis Says (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE