米金融当局は金利政策で厄介な信頼性の問題に直面-プロッサー氏

  • 当局は9月の据え置き決定の説明が不十分、市場との意思疎通に苦慮
  • プロッサー氏は前フィラデルフィア連銀総裁

前フィラデルフィア連銀総裁のチャールズ・プロッサー氏は28日、連邦準備制度が自ら信頼性の問題を引き起こしていると指摘した。

  プロッサー氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、連邦公開市場委員会(FOMC)が今月、政策金利を0.25ー0.5%のレンジに据え置いたことを十分に説明しなかったと述べ、金融市場との意思疎通に苦慮しているとの見方を示した。

  同氏は「FOMCはデータ次第というが、9月には政策を据え置くべきだということを示唆するデータを提示することさえできなかった」と述べ、「それは、データ次第という当局の方針への信頼性に打撃になると考えられる。これは実に厄介だ」と付け加えた。

  今月のFOMCでメンバー3人が金利据え置きに反対したこと踏まえ、投資家は12月もしくはその前のFOMCでの利上げ確率を50%前後と見込んでいることが、フェデラルファンド(FF)金利先物の動きに織り込まれている。

  プロッサー氏はさらに、当局には「どう進むかについて本当の戦略というものがないため、今後の展開について市場に意思伝達できず、市場は推測している」と述べた。

原題:Plosser Says Fed Faces Troubling Credibility Problem on Rates(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE