クレディS:EU市場「パスポート」喪失、ロンドン事業の20%に影響

  • 「パスポート」失う影響はあまり大きくないとCEO
  • ダブリンとルクセンブルクに子会社あり対応可能

クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は、英国の欧州連合(EU)離脱によってロンドンの金融機関が欧州単一市場への「パスポート」を失った場合、同行がロンドンで展開する事業が受ける影響は最大で20%程度だと述べた。

  クレディ・スイスは英国内で数千人を雇用しているがアイルランドのダブリンとルクセンブルクにも子会社があるため、英EU離脱のいかなる結果にも対応できる「合理的な立場」にあると、同CEOは28日にロンドンでのインタビューで語った。「パスポート」はEU加盟国の企業が域内全域で金融商品を販売することを可能にする。

  ティアムCEOは「パスポート問題の当行への影響はさほど大きくない。影響を受けるのはロンドンでの事業の15-20%程度だ」と述べた。英国がEU離脱を決める前から「脱ロンドン」を計画し、昨年の新戦略策定以降にロンドンの人員を2000人ほど減らしたと説明した。

原題:Thiam Sees Brexit Passport Loss Threatening 20% of London Volume(抜粋)

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