ドイツ銀、英保険部門をフェニックスに売却で合意-1220億円

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  • 税引き前で8億ユーロの売却損を計上へ
  • 自己資本比率は約10bp改善の見込み

ドイツ銀行は英国の保険部門、アビー・ライフ・アシュアランスを9億3500万ポンド(約1220億円)で英フェニックス・グループ・ホールディングスに売却することで合意した。

  ドイツ銀の発表によると、同行は売却に伴い税引き前で約8億ユーロ(約900億円)の損失を計上する。普通株ティア1自己資本比率は6月30日時点に比べ10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度上昇する見込みだとしている。

  フェニックスによれば、同社は買収のため、株式を発行して7億3500万ポンド程度を調達する。約2億5000万ポンドは銀行から借り入れる。

  法的費用が膨らむ中でドイツ銀は資産売却や他の方法での資本強化が必要との見方が強まっている。米司法省が住宅ローン担保証券(RMBS)販売問題で140億ドル(約1兆4100億円)の支払いを求めていることで、ドイツ銀の財務をめぐる懸念が深まった。

  フランクフルト時間午前9時56分現在、ドイツ銀株は3.2%高の10.89ユーロ。

原題:Deutsche Bank Agrees to Sell U.K. Insurance Unit to Phoenix(抜粋)
Deutsche Bank to Take $895 Million Hit on Abbey Life Unit Sale

(第2段落に損失計上と自己資本比率上昇について追加し株価を更新します.)
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