世界はほぼ「最大限に不確実」、英離脱選択後-オークツリーCEO

  • 米大統領選も不確実性を高めている
  • オークツリーには投資に向けた豊富な手元資金がある

ディストレスト債投資で世界最大手オークツリー・キャピタル・グループのジェイ・ウィントロブ最高経営責任者(CEO)は、英国が6月の国民投票で欧州連合(EU)選択したことで、世界はほぼ「最大限に不確実」な状態にあると述べた。

  ウィントロブ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「実のところ離脱に向けた実際の交渉がどのように進展するか分からない」と指摘。インタビューは香港での「ブルームバーグ・マーケッツ・モスト・インフルエンシャル・サミット」の開催前に行われた。

  「これから何が起きるか分かるまで、オークツリーを含む多くの企業が恐らく域内の事業への出資および増員に向けた投資の決定を先送りしているのではないか」と語った。

  また、米国の大統領選挙も不確実性を高めていると分析。「次の米大統領が誰になるかという不確かさに加え、少なくとも候補の1人については、大統領に当選したらどうなるのか、ずっと大きな不確実性がある」と述べた。

  ウィントロブ氏は、機会があれば中国などの地域に投資できる多くの「手元資金」がオークツリーにはあると説明。同社のまだ投資に回っていない投資家の資金は6月末時点で過去最高の228億ドル(約2兆2900億円)に上っている。

原題:Brexit Spurs ‘Maximum Uncertainty,’ Oaktree’s Wintrob Says (2)(抜粋)

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