南アの違法採掘による死者、過去最多に-鉱山業界専門の救助会社

  • 廃棄された鉱山で発見された遺体は今年に入って24体に
  • 同社が発見しているのは死者全体の10%にすぎないと推計

南アフリカ共和国での金の違法採掘の状況が悪化しているとの見方を、鉱山業界専門の救助会社マインズ・レスキュー・サービシズが示した。同社が今年、廃棄された鉱山から発見した遺体は過去最多に上ったという。

  同社のクリスト・デクラーク最高経営責任者(CEO)は27日、ヨハネスブルクで記者団に対し、「手に負えない状況になっている。悪化の一途だ」と述べた。

  デクラークCEOによれば、同社の主な業務は操業中の鉱山での労働者の救助だが、廃棄されたシャフトでの事故の対応に当たる時間が増えている。同社が今年に入って発見・回収した遺体は24体と、業務を開始した2009年以降で最多だった。15年は22体、14年は3体だった。

  同CEOはこの数字について「氷山の一角」と指摘し、同社が発見しているのは死者全体の10%にすぎないとの推計を示した。

原題:Illegal Gold Mining Hits Record Death Toll in South Africa(抜粋)

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