マスク氏が描く火星旅行、当初は2000万円から-10年以内に実現も

  • 最終的には火星に100万人が住む都市を建設するとの構想
  • 幾つもの宇宙船で1基ごとに約100人を乗せ火星に向け旅立つ

イーロン・マスク氏が描く人類にとって次の大きな飛躍、火星での自立型の都市建設を実現させるためには完全に再利用可能なロケットが求められている。

  米スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)を2002年に創業したマスク氏は27日、メキシコのグアダラハラで開催された第67回国際宇宙会議(IAC)で講演し、ほぼ誰もが火星に旅することができるようになるまで継続的にコストを引き下げる道筋を示した。

  火星への旅費は当初、おおよそ20万ドル(約2000万円)だが、やがて10万ドルにまで引き下げるという。宇宙船1基ではなく、幾つもの宇宙船で1基ごとに約100人を乗せ火星に向け旅立ち、最終的には火星に100万人が住む都市を建設する構想だ。「極めて順調に事が運べば」、10年以内に火星旅行が始まる可能性があると述べた。

  電気自動車メーカー、米テスラモーターズの最高経営責任者(CEO)でもあるマスク氏(45)は「われわれはこの夢が単なる夢ではなく、実現可能であることを示しており、いずれ支援が膨れ上がるだろう」と語った。 ブルームバーグの推計によれば、同氏の純資産は現在約86億ドルで、このプロジェクトの資金に充てるため「個人資産」を投じることも明らかにした。

原題:Musk Offers Mars Vision of Reusable Rockets, $200,000 Fares (2)(抜粋)

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