ブラジル株:ボベスパ指数、3日ぶりに反発-景気回復に楽観的見方

  • 消費者信頼感やインフレ見通しの改善で小売り関連銘柄が高い
  • 原油価格の下落を受けてペトロブラスは安い

27日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は3営業日ぶりに反発。資源株が下落したものの、消費者信頼感が改善したことから内需関連銘柄が上昇し、同指数を押し上げた。

  MSCIブラジル一般消費財指数が11業種の中で最も大きく上昇し、小売りのロジャス・レナーが同指数の上げをけん引した。民間シンクタンク、ジェトゥリオ・バルガス財団が27日発表した9月の消費者信頼感指数は、2015年1月以来の高水準となった。また、同国中央銀行が同日公表した物価見通しで、来年のインフレ率が09年以来初めて中銀の目標に収まるとの予想が示されたことから利下げ観測が浮上し、大学運営のクロトン・エデュカシオナルとエスタシオ・パルチシパソンエスも上昇。一方、イランが原油の増産凍結に応じる考えがないことを示したことから原油価格が下落したことを受けて、ブラジル石油公社(ペトロブラス)は下落。

  27日発表された経済指標は、ブラジルの景気回復が既に始まっているとの楽観的見方を裏付けた。資産運用会社FNキャピタルのエコノミスト、パウロ・フィゲイレド氏は「これらの指標はブラジルが正しい方向に進んでいることを示している」と語った。

  ボベスパ指数は前日比0.6%高の58382.49で取引を終了。レナーは1.5%、同業のロジャス・アメリカナスは0.5%、クロトンは1.7%、エスタシオは2.7%それぞれ値上がり。ペトロブラスは2.1%下げた。

原題:Ibovespa Rises as Recovery Optimism Outweighs Commodity Decline(抜粋)

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