米ナイキ:受注が予想下回る、成長鈍化懸念が再燃-株価急落

  • 主要市場である北米での伸びは予想に届かず
  • 6-8月期は実効税率の低下が利益を押し上げ

世界最大のスポーツ用品メーカーの米ナイキが示した受注はアナリスト予想を下回った。競争激化で成長を維持できないとの懸念が再燃した。

  27日の発表資料によると、8月末時点の北米での受注は1%増にとどまった。アナリスト予想は5%増だった。これらの受注は9月から来年1月の間に出荷される。受注の数字は、ナイキ製品の需要を示す指標として重要視される。

  ナイキはアディダスやアンダーアーマーからの攻勢で打撃を受け、米国での販売が伸び悩んでおり、今年は株価も低迷し、このままいけば8年ぶりに前年比でマイナスとなりそうだ。中国での受注も予想に届かなかった。

  決算発表後の時間外取引で、ナイキ株は一時5%安の52.60ドルに下落。年初来下落率は27日の通常取引終了時点で11%となった。

  6-8月(第1四半期)の1株利益は73セントと、アナリスト予想の56セントを上回った。内国歳入庁(IRS)との間で外国税額控除をめぐる問題が決着し、実効税率が1年前の18.4%から2.5%に低下したことが利益を後押しした。

原題:Nike Orders Miss Estimates, Renewing Concerns About Slowdown (1)(抜粋)

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