BofAメリルに罰金12.6億円、小型フラッシュクラッシュ招いた責任

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  • SECが科す市場乱用の罰金では過去最大
  • 内部統制弱く、一部銘柄を99%下落させたことも

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)のメリルリンチ部門は米証券取引委員会(SEC)が求めた1250万ドル(約12億6000万円)の支払いに合意した。同部門は内部統制が脆弱(ぜいじゃく)で複数の市場に多数の注文を出し、小型のフラッシュクラッシュを頻発させたとして非難されていた。

  SECが26日発表した声明によると、メリルリンチが内部で設定したトレーディング制限は上限額が高過ぎたため非効果的で、2012年終盤から14年半ばまで少なくとも15回にわたり市場に混乱を招いた。この中ではアナダルコ・ペトロリアムやクォリスの株価を99%下落させたり、13年にグーグル株を1秒以内に約3%下落させたりしたことがあった。

  SECの法執行部門で市場乱用を担当する共同責任者のロバート・コーエン氏は発表文で「何度も警告を受けていたにもかかわらず、メリルリンチは内部統制が合理的に設計されているか適切に評価するのを怠り、問題を速やかに修正しなかった」と指摘した。

  今回の罰金は、証券会社による市場アクセスの規則違反でSECが科す額としては過去最大。BofAはSECの指摘を肯定も否定もせず、支払いに応じた。

原題:BofA Fined by SEC for Lapses That Caused Mini-Flash Crashes (2)(抜粋)

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