中国:上海銀行間金利、約7週間ぶり高水準-人民銀の資金吸収で

  • 人民銀は27日、金融システムから差し引き951億元を吸収
  • SHIBORの1カ月物は10日連続で上げ、6月以来の長期上昇局面

27日の上海市場で人民元の借り入れコストが約7週間ぶりの高水準に達した。中国人民銀行(中央銀行)は2営業日連続で金融システムから資金を吸収した。

  銀行間資金の取引センターNIFCによると、人民元の上海銀行間取引金利(SHIBOR)1カ月物は2.74%に上昇し、8月4日以来の高水準を付けた。人民銀はこの日、金融システムから差し引き951億元(約1兆4400億円)を吸収。前日の吸収額は差し引き2450億元と約半年ぶりの大きさを記録していた。

  当局が債券などの資産購入資金の過度な借り入れを抑えることを望んでいる兆しが広がる中、SHIBOR1カ月物は10営業日連続で上げ、6月以来の長期上昇局面に入っている。1週間にわたる連休を控えて短期金利が上昇している面もある。

  華福証券の債券トレーディング責任者、李海涛氏は「流動性は引き締まっている」と指摘。「経済成長が安定しつつある兆しが広がる中、人民銀はこれ以上緩めることを望んでいない。このため、人民銀の政策はレバレッジの乱用や金融リスクのコントロールへと傾きつつある」と説明した。

原題:China’s Shibor Climbs to Seven-Week High as PBOC Withdraws Funds(抜粋)

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