米ブラックロック、米国債に警鐘-米金融当局は利上げへ前進

世界最大の資産運用会社ブラックロックは、米連邦準備制度が利上げに向けて前進するため投資家は米国債について警戒姿勢を抱くべきだと指摘した。

  ブラックロックのロンドン在勤グローバル最高投資ストラテジスト、リチャード・ターニル氏は26日に同社ウェブサイトに掲載したリポートで「ポートフォリオでの米国債の役割を再考すべき時だ」と指摘。「われわれは長期の米国債に慎重な姿勢だ」と付け加えた。

  連邦公開市場委員会(FOMC)は先週、年内利上げの方針を示したとリポートは分析。先物市場では12月にも米金融当局が行動する可能性を示している。ブラックロックは期間が短めの社債や地方債、金への投資を推奨している。

FRBのイエレン議長

Photographer: Scott Eisen/Bloomberg

  リポートは「期間が長めの米国債にはまだ果たす役割があり、安全資産への逃避の際にはポートフォリオの緩衝材になるだろうが、投資家は今、こうした分散投資のメリットを得るために大きな負担を強いられている」と指摘した。

原題:BlackRock Issues Warning on Treasuries as Fed Moves Toward Hike(抜粋)

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