ブレバン・ハワード、一部投資家対象に管理報酬の請求停止-関係者

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  • 旗艦ファンドとマルチ戦略ファンドの既存顧客が対象
  • ブレバンは運用成績の落ち込みと資金引き揚げで困難な状況にある

ヘッジファンド運営会社ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントは既存顧客を対象に、同社のファンド2本への新規投資に対する管理報酬の請求を停止する計画だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。同社は運用資産180億ドル(約1兆8000億円)で、運用成績の落ち込みと顧客による資金引き揚げで困難な状況に陥っている。

  情報は非公開であるとして関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、この変更は運用資産145億ドルの旗艦ファンドと18億ドルのマルチ戦略ファンドに適用される。ブレバンはこれまで2%の管理報酬を徴収し、より長期にわたって投資する顧客に対しては同比率を引き下げていた。利益の20%に相当する成功報酬については引き続き請求する方針だという。

  運用成績が低迷する中で、アラン・ハワード氏率いるブレバンは、キャクストン・アソシエーツ、チューダー・インベストメント、オクジフ・キャピタル・マネジメントに続いて手数料を引き下げることになる。ヘッジファンド業界では通常、管理報酬が預かり資産の2%で成功報酬が20%。プレキンが実施した投資家調査によると、機関投資家の73%が向こう1年間に運用報酬はさらに引き下げられる必要があるとの見方を示し、成功報酬についても54%が引き下げの必要性を指摘した。

ウォール街

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  ブレバンの広報担当者アンソニー・ペイン氏は、報酬の変更についてコメントを控えた。同変更については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が26日に先に報じていた。

原題:Brevan Howard Is Said to Remove Management Fees for Some (1)(抜粋)

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