LMEニッケル:下落、フィリピンからの供給めぐる懸念後退

26日のロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は下落。先週は週間ベースで約3カ月ぶりの大幅高となっていた。シティグループが10-12月(第4四半期)の値下がりを予想し、フィリピンの供給混乱の影響はおそらく「大したことはない」との見方を示した。

  シティは環境問題などから新たに5、6カ所の鉱山がフィリピン当局によって閉鎖されると予想するが、同国のより大規模な鉱山やインドネシアからの出荷で減少分が穴埋めされるとみている。シティは10-12月の価格見通しを130ドル引き下げ9770ドルとし、来年の予想は9550ドルに引き下げた。

  LMEのニッケル相場(3カ月物)は前週末比1.2%安の1トン=1万530ドルで終了。一時は2.3%安を付けた。先週の上昇率は9.6%と、7月1日終了週以降で最も大きかった。LMEの銅相場は前週末比0.3%安の4841ドル。アルミニウムと亜鉛、鉛、スズは上昇した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物12月限は前週末比0.1%安の1ポンド=2.1985ドル。

原題:Nickel Drops as Citi Sees Philippines Mine Audit ‘Underwhelming’(抜粋)

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