ドイツ銀公的支援に関する臆測に「根拠ない」-独政府報道官

ドイツのメルケル政権は、ドイツ銀行への政府金融支援に関する臆測には根拠がないと考えていると、ザイベルト首席報道官が述べた。そのような支援をメルケル首相が否定したとのフォークス誌の報道に関して発言した。

  ザイベルト報道官は26日ベルリンで記者団に同報道について尋ねられ、「そのような臆測には全く根拠がない」と答えた。「政府はそのような臆測には加わらない」とも述べた。

  2017年9月の総選挙を控え、メルケル首相はドイツ銀への公的支援の可能性を否定したとフォークス誌が政府当局者の話として報じていた。住宅ローン担保証券問題での米当局との交渉に関与することも否定したと報じられた。

  メルケル首相は定期的に金融業界の経営幹部と会談するが、ドイツ銀のジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)と1対1で会ったかどうか言うことはできないとザイベルト報道官が述べた。フォークス誌はクライアンCEOがこの夏の会談で、独政府による外交的な働きかけがあれば有効だろうとほのめかしたと報じていた。

  「ドイツ政府は米司法省が他の金融機関と支払いに関して合意してきた経緯をおおむね承知している。公平性という理由から交渉によって最終的に、公正な結果に至ると考えている」とザイベルト報道官は述べた。

原題:Germany Sees ‘No Grounds’ for Speculation Over Deutsche Bank Aid(抜粋)

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