中国人民元に新たな不確実性-本土の住宅価格急騰で元安圧力増大も

中国人民元が新たな不確実性に直面している。急騰する住宅価格だ。

  ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループの大中華圏担当チーフエコノミスト、胡志鵬氏(シンガポール在勤)によれば、中国大都市での住宅ブームを背景に投資家はより安価な海外代替資産を探すようになっており、これで中国本土から資金が流出、その過程で人民元相場に下押し圧力がかかる。

  胡氏はリポートで本土と本土外の資産価格の開き拡大が資本流出と元安につながると説明し、「本土不動産価格の急激な調整を回避するため、中国の政策当局は人民元の為替レートを犠牲にすると一般的に信じられている」と記した。為替よりも不動産価格の調整の方が、中国経済と金融システムにより大きなダメージを与えるためだという。

原題:China’s Runaway Housing Market Poses Latest Challenge for Yuan(抜粋)

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