中国中銀の資金吸収、約半年ぶり大きさ-レバレッジ抑制観測広がる

  • 人民銀は26日、金融システムから差し引き2450億元を吸収
  • レバレッジを抑える意図は明らかだと東莞銀アナリスト

中国人民銀行(中央銀行)は26日、金融システムから約半年ぶりとなる規模で資金を吸収した。過度のレバレッジを抑える取り組みの一環として厳格に流動性供給を管理しているとの観測が広がった。

  人民銀はこの日、リバースレポを通じて金融システムから差し引き2450億元(約3兆7100億円)を吸収。1営業日の吸収規模としては3月4日以来の大きさだった。先週は連休前の需要に対応するため6700億元を供給していた。人民銀はこの1カ月で7日物リバースレポだけでなく、2月以来となる14日物と28日物のリバースレポも再開。債券高を抑えるためにより長期で利率が高めの資金を供給する手段の活用を増やそうとしているとの懸念が広がった。

  7日物レポ金利は上海時間午前10時44分(日本時間同11時44分)現在、11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.44%。10年国債利回りは2bp低下の2.73%。中国債券相場は13四半期連続の上げとなる方向で、実際にそうなればバンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチが集計する指数では最長の上昇局面となる。10月7日までの1週間、中国市場は休場。

  東莞銀行の陳竜アナリストは「人民銀が期間が長めのリバースレポ活用を再開して以降、レバレッジ抑制に向けた意図は明らかだ」と分析。「バイアスは引き締め方向で、当局は過度な流動性を望んでいない。だが、予期せぬ結果も避けるだろう。このため先週は短期金利を抑えるため供給を増やしていた」と指摘した。

原題:PBOC Drains Most Funds in Six Months Amid Debt Curb Speculation(抜粋)

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