アップルは今や退屈な銘柄、業績安定で買い時-4兆円ファンド運用者

  • ノルデア銀行の運用担当者ネス氏はアップル株購入を開始
  • 同氏のファンドのリターンは過去5年間で平均プラス19%

スカンジナビア最大の銀行であるノルデア銀行で株式運用を担当するロバート・ネス氏は米アップル株について、割安で比較的リスクが低いとの認識を示した。

  ネス氏は22日にオスロにある同銀行のオフィスで行ったインタビューで、「アップルは今や退屈だ。以前は安定しておらず成長が高過ぎた」と述べた。

  10年余り続いていたアップルの増収記録は今年に入って途絶え、投資家は同社の業績拡大能力に疑問を持ち始めた。しかしネス氏(52)にとっては買い時だ。同氏は5月にアップル株の購入を開始し、現在は自身のファンドの約2%を同銘柄が占めている。

アップルのロゴ

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  同氏は「アップル株を買ったのは初めてだ。2005年以来ファンドを運用しているが、これまで保有していたことはなかった」と説明した。同氏の運用資産は330億ユーロ(約3兆7400億円)に上る。

  ネス氏は同僚と共に数千社をクオンツ分析し、約100の「退屈な」銘柄のポートフォリオを構築。業績の安定度が高い銘柄に投資し、割高株を避ける手法だ。同氏の「グローバル・ステーブル・エクイティ・ファンド」は過去5年間のリターンが平均でプラス19%。競合ファンドの98%を打ち負かしている。

原題:Apple Is Now Boring Enough to Buy for $37 Billion Stock Sifter(抜粋)

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