三菱重:MRJ、米国での試験飛行に向け離陸、3度目の挑戦

更新日時
  • 午後1時28分すぎ、名古屋空港を出発
  • 当初は8月中に実施予定も機器の不具合で延期

三菱重工業傘下の三菱航空機が開発中の三菱リージョナルジェット(MRJ)の初号機が、米国での試験飛行に向け、26日午後1時28分すぎ、愛知県営名古屋空港を飛び立った。三菱航空機広報担当の竹森健一氏が電話取材で明らかにした。当初は8月末の飛行を予定していたが、飛行中の機器の不具合により途中で2度引き返しており、3度目の挑戦となる。

  MRJ広報担当の高橋美保氏はブルームバーグの午前の問い合わせに対し、過去2度の引き返しの要因となった空調の監視システムについては修理を終えていると語っていた。

  MRJは給油のため新千歳空港など数カ所を経由しながら、最終目的地の米ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港を目指す。三菱航空は同空港内にMRJのフライトテスト・センターを開設済み。米国へは最終的に4機のMRJを送り、試験飛行を実施し型式証明の取得を計画している。MRJ初号機の納入は2018年半ばの予定。

 MRJの受注は7月に発表したスウェーデン企業のロックトンからのMRJ90型20機の受注契約を含め、累積受注は447機となる。MRJ90の最新のカタログ価格は1機4730万ドル(約48億円)。

(離陸が確認できたため記事を更新します.)
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