ゴールドマン入りは完全に合法-バローゾ前欧州委員長

  • 同行のアドバイザー指名後、欧州首脳から強い批判
  • 同行が透明性と責任の企業文化強化を望んでいると保証-バローゾ氏

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会の前委員長ジョゼ・バローゾ氏は23日、米ゴールドマン・サックス・グループに入って同行にために働くのは完全に合法だと主張、金融危機の際にゴールドマンが犯した過ちは自分とは無関係だと訴えた。

  同氏はリスボン近郊のカスカイスで記者団に対し、ゴールドマンが「過去に行った可能性のあることについて私が責任を負うことはできない」と述べた上で、「これは麻薬カルテルではない。私は合法的な組織の中で働いている」と言明した。

  ゴールドマンはバローゾ氏をアドバイザーとして7月に指名。これに対し、フランスのオランド大統領ら欧州首脳は強く批判している。オランド大統領はバローゾ氏のゴールドマン入りは「道義的に受け入れられない」と述べ、ゴールドマンは金融危機に関与しており、同行は否定しているもののギリシャの債務隠しを手助けしたとの見方を示した。

バローゾ前EU委員長

Photographer: Jock Fistick/Bloomberg *** Local Caption *** Jose Manuel Barroso

  2014年まで10年間にわたり欧州委員長を務めたバローゾ氏は、ゴールドマンが「透明性と責任に関する企業文化の強化を望んでいると私に保証したため、同行入りを受け入れた」と語った。

原題:Goldman No ‘Drug Cartel,’ Barroso Says, Dismissing EU Outrage(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE