サウジ、来週のアルジェ会合で生産水準の合意は見込まず-関係者

  • 生産水準を決める場ではなく相談の機会との位置付け
  • 原油相場は急落-供給抑制の可能性が遠のいたとの観測で

世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアは、来週アルジェで開催される主要産油国の会合について、生産水準を決定する場ではなく、相談し合う機会と位置付けている。サウジの石油政策に詳しい、石油輸出国機構(OPEC)への代表者1人が明らかにした。

  同代表者が匿名を条件に語ったところによると、それでもサウジは11月にウィーンで開催される次回OPEC総会に向け、他のOPEC加盟国とともに石油市場の安定化に取り組む方針という。発言を受け、供給の抑制が近い将来実現する可能性は後退したとの見方から、ロンドンのブレント原油は大幅に下落した。

  サウジ当局者らは今週のウィーンでの会合でイランの当局者らに対し、イランが生産を現行水準で据え置くことに同意すれば、サウジは減産する用意があると伝えた。この協議は合意に至らなかったものの、サウジは11月のOPEC総会までの期間をさらに協議を重ねる機会と捉えているという。

  OPEC加盟国とロシアは来週27-28日にアルジェで会合を開く。

原題:Saudis Said Not to Expect Decision at Algiers Oil Meeting (1)(抜粋)

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