ブラジル株(23日):ボベスパ下落、米当局者発言や原油安で先安懸念

  • ボストン連銀のローゼングレン総裁の発言で早期利上げ観測
  • 原油相場の下げでブラジル石油公社が売られる

23日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は下落。原油相場の下げでブラジル石油公社(ペトロブラス)が売られた。米地区連銀総裁の発言で米利上げが従来考えられていたより早い時期に行われるとの観測が広がったことも影響した。

  ボベスパの終値は前日比0.5%安の58697。週間では2.8%高となった。この日は指数構成58銘柄中33銘柄が下落した。ペトロブラスは2.2%安。原油相場が7月13日以来の大幅安となったことが響いた。来週アルジェで開かれる産油国会議について、サウジアラビアは生産水準に関する合意を予想していないと、同国の政策に詳しい関係者の発言が伝わったことで原油相場は下げた。

  ボストン連銀のローゼングレン総裁は23日付の自身の声明文で、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利据え置きに反対票を投じた理由を説明。金融当局が緩やかなペースで利上げを進める戦略に戻らなければ、米景気回復を脅かす恐れがあると述べた。

  証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、パウロ・エンリケ・アマンテア氏は「米国の利上げはブラジル株への打撃となる。商品相場をめぐる不透明感も投資家を慎重にさせている」と指摘した。

原題:Brazil’s Stocks Fall as Fed Concern and Commodities Drop Collide(抜粋)

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