23日の欧州株式相場は下落。経済指標で域内の景気回復のもたつきが示され、今週の相場上昇を支えた銘柄を売る動きが優勢となった。

  英鉱山会社ポリメタル・インターナショナルは7.4%安の急落。大手株主が1300万株を手放すと明らかにしたことが嫌気された。イタリアの高級スキーウエアメーカー、モンクレールは2.2%、オンライン売買サイトを運営するドイツのスカウト24は4.1%それぞれ下げた。スペインのカイシャバンクは3.8%安と、銀行株の中で下げが目立った。ポルトガルのバンコBPIを買収するための資金調達で13億ユーロ相当の株式を売却した。

   バンクハウス・ランプ(デュッセルドルフ)のストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏は「より慎重な姿勢を取るように促す兆候かもしれない」とし、「景気と企業利益が適度に加速することが株価の持続的な上昇を支える要因となるだろうが、目先にこうした状況は見込めない。そうしたことから大きな取引レンジ内にとどまっている」と語った。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.7%安の345.34で終了。業種別指数のほとんど全てが値下がりした。週間ベースの上げ幅を削ったものの、7月以来の大幅高となった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)がまとめたリポートによれば、欧州株からの資金流出は過去最長の33週連続となった。

  この日発表された9月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)速報値は1年8カ月ぶりの低水準に落ち込み、市場予想を下回る結果となった。

原題:Europe Shares Pare Best Week in Months on Renewed Economy Worry(抜粋)

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