米ボストン連銀のローゼングレン総裁は、金融当局が緩やかなペースで利上げを進める戦略に戻らなければ、米景気回復を脅かす恐れがあると指摘した。

  総裁は23日発表した声明で、「緩やかで段階的な引き締めを今開始すべきだと考えている。今それをしなければ回復の期間の長さや持続性をより大きなリスクにさらすと懸念するからだ」と記した。ローゼングレン総裁は、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で政策金利を据え置いた判断に反対票を投じた理由を説明した。

ローゼングレン総裁
ローゼングレン総裁
Photographer: Brendan Hoffman/Bloomberg News

  ローゼングレン総裁は、政策を引き締めなければ「過去にリセッション(景気後退)につながったような著しい不均衡」を生み出す恐れがあると指摘した。総裁はこれまで長く、雇用押し上げのための超低金利政策を支持してきた。

  総裁は「失業率は、2019年までには4.5%を下回ると見込んでいる」とし、「私は堅調な労働市場環境を支える政策を長年支持してきたが、4.5%というのは長期的に持続可能と考えられる水準を下回る」と指摘した。

原題:Fed’s Rosengren Says Delaying Rate Hike Could Derail Recovery(抜粋)

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