日本人の9割超が中国に良くない印象-言論NPOなど調査

  • 中国人の76.7%が日本に良くない印象-去年よりわずかに減少
  • 訪日経験のある中国人に限ると半数以上が良い印象

日本の特定非営利活動法人「言論NPO」と中国国際出版集団による世論調査で、日本人で中国への印象を「良くない」「どちらかといえば良くない」とした人が91.6%に上った。最も悪かった2014年の93%から昨年はいったん改善傾向に向かったが、再び悪化した。一方、中国人の日本に対する印象で「良くない」「どちらかといえば良くない」とした人は76.7%で、去年よりわずかに減少した。

  調査結果によると、現在の日中関係を「悪い」「どちらかといえば悪い」とした人は、日本人では71.9%で昨年と同じだったが、中国人では78.2%と昨年より11ポイント増加した。今後については、「悪くなっていく」「どちらかといえば悪くなっていく」とした人が、日本人では10ポイント増の34.3%、中国人も約9ポイント増の50.4%と共に昨年より悪化した。

  言論NPOは、7月以降、南シナ海や尖閣諸島に関するニュースが日中間で報じられたことが「調査に影響を与えたのは間違いない」と分析している。

  一方で、訪日する中国人観光客は増加しており、訪日経験がある中国人だけを抽出すると、58.8%の人が日本に「良い」印象を持っている。訪日経験のない人で「良い」印象を持っている人は16%だった。

  世論調査は、05年から日中共同で実施しており、今年は日本では8月20日から9月4日まで全国の18歳以上の男女を対象に行った。中国では8月13日から24日の間に北京、上海など10都市で18歳以上の男女を対象に実施した。

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