TIPS、もう負け組の投資対象でない-ガンドラック氏の見方が好転

  • 米インフレ連動国債(TIPS)の投資妙味が高まりつつある
  • まだTIPSを購入していない-今後数週間で価格が下落すると予想

米ダブルライン・キャピタルの最高投資責任者(CIO)ジェフリー・ガンドラック氏は、金融危機後に米インフレ連動国債(TIPS)に殺到した同業者に冷淡な見方を示していた。最近では2014年にTIPSを「負け組」の投資対象だと呼んでいたことがよく知られている。

  しかし同氏は今ではTIPSの投資妙味が高まりつつあるとの見方を示している。今後数週間で価格が下落する可能性があると予想しているため、まだTIPSを購入していないものの、期間が長めの国債を保有したいと思っている投資家はTIPSを購入することが望ましいとしている。

  ガンドラック氏は22日の電子メールで「投資家が期間長めの国債を保有したいなら、TIPSを勧める。私なら少なくとも期間5年のTIPSに重点を置くだろう」とコメントした。

  ガンドラック氏のTIPSへの見方が好意的になっているのは、各国が景気下支えのために財政出動に踏み切る可能性があると予想しているためだ。そうした動きは金利とインフレを押し上げる可能性があるため、債券投資家は防御的なポジションを取るべきだとガンドラック氏は今月指摘していた。

原題:TIPS for Losers No More as Gundlach Warms Up to Inflation Bonds(抜粋)

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