米銀注目の将来のストレステスト、タルーロFRB理事が講演で示唆か

  • タルーロ理事は26日に「次のステップ」と題して講演
  • 資本基準厳格化に備える大手銀、必要な追加資本の情報を待ち望む

ウォール街の金融機関は米連邦準備制度理事会(FRB)が年次ストレステスト(健全性審査)を通じてどう資本要件を引き上げるかを知りたがっている。FRBは22日、銀行監督業務を統括するタルーロ理事が近くこれをテーマに講演することを明らかにした。

  FRBが公表した日程によれば、タルーロ理事は26日、「ストレステストの進化における次のステップ」と題して講演する。タルーロ理事は約4カ月前に、将来のストレステストでは大手米銀は審査合格のためより多くの資本を保持する必要が生じると述べていた。

  タルーロ理事は6月、JPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカ(BofA)、ゴールドマン・サックス・グループなどを含む米銀大手8行を対象に資本基準をさらに引き上げる公算が大きいと表明。当局は銀行の規模や複雑さに基づいて資本要件を厳格化する資本サーチャージ(上乗せ)を使って最低資本目標の引き上げを計画しており、大手銀は必要になり得る追加資本の規模に関する情報を待ち望んでいる。

タルーロFRB理事

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  FRBのエリック・コリグ報道官はタルーロ理事がエール大学経営大学院で行う講演についてコメントを控えた。

原題:Banks Will Get Glimpse of Future Stress Tests in Tarullo Speech(抜粋)

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