ブラジル株:ボベスパ指数が4日続伸-早期の利下げ観測が浮上

  • トレーダーらは10月にも金融緩和が始まると予想
  • 内需関連株などが上昇し、ボベスパ指数を押し上げ

22日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は4日続伸し、この2カ月で最長の連続上昇となった。ブラジル中央銀行が従来見通しよりも早期に利下げに踏み切るのではないかとの観測が浮上した。

  大学運営のクロトン・エデュカシオナルなど内需関連株が高い。ブラジル地理統計院(IBGE)が22日発表した9月中旬までの拡大消費者物価指数は前月比0.23%上昇と、8月の0.45%上昇から伸びが鈍化。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値の0.33%上昇も下回った。またメイレレス同国財務相は、借り入れコストが年末までに低下する「可能性は極めて高い」との見方を示した。トレーダーらは早ければ10月に金利が低下し始めるとみている。

  ボベスパ指数は前日比1%高の58994.17で取引を終了。4日続伸となり、7月19日以来の長期上昇。この4日間の上昇率は3.4%となった。クロトンは2.4%、小売りのブラジレイラ・ジ・ディストリブイサン(GPA)は2.9%それぞれ値上がり。住宅建設のガフィーザは4.2%高。BTGパクチュアルが同社株を買い推奨した。商品相場高でブラジル石油公社(ペトロブラス)も2.5%上昇した。

  証券会社エリチ・コレトラのアナリスト、エルツ・フェルマン氏は「ビジネス環境は良くなりつつあり、投資家の信頼感も改善しつつある。これが景気改善への最初のステップだ」と語った。

原題:Ibovespa Climbs as Traders Wager on Interest-Rate Cut in Brazil(抜粋)

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