発電用石炭の需要は2017年終盤に増加する見通し-豪ニューホープ

  • 中国で供給逼迫でも「実質的」な需要は伸びていない
  • ニューカッスル港の発電用石炭は今年約41%上昇:グローバルコール

オーストラリアの石炭生産会社ニューホープは、発電用石炭の需要は2017年終盤に増加するとの見通しを示した。現在の価格上昇については、中国での供給逼迫(ひっぱく)を反映していると指摘した。

  同社のシェーン・ステファン最高経営責任者(CEO)は20日、中国の国内市場の逼迫(ひっぱく)により海上輸送される発電用石炭のスポット価格は上昇しているが、「需要は実質的に増加」していないと説明。グローバルコールのデータによれば、アジアの指標であるニューカッスル港の価格は今年に入って41%上昇し、19日には2015年2月以来の高値を付けた。

  ステファンCEOは「来年終盤には韓国や日本、台湾、フィリピンで高品位の豪州産発電用石炭の需要が伸びると予想している」と述べ、顧客からの問い合わせは増えているが、受注の増加は17年終盤までは起こらないとの見通しを示した。

原題:New Hope Sees Thermal Coal Demand Climbing Toward End 2017(抜粋)

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